有限会社 石井設備サービスTOP  断熱(省エネ・CO2削減)

断熱(省エネ・CO2削減)

断熱(省エネ・CO2削減)

工場でよく見かける高温部を断熱保温せずに露出させている部分。やけどの危険があり、改善した方が良いのは理解しながらも、後回しにされることが大半です。断熱化により燃料費の削減ができ、対策費用は1,2年で回収できるケースが多いのが実際です。

当社では、従来の断熱保温工事の施工とともに機器メンテナンスを容易に行える断熱ジャケットの使用をおススメしています。

断熱対策 導入の流れ | 断熱対策 施工対象 | 断熱ジャケットのメリット | 断熱対策の例

断熱対策 導入の流れ
ご相談→現状調査→コスト試算→施工→完成

※1 現状調査:非断熱箇所の拾い出し、表面温度の調査等
※2 コスト試算:導入コスト、削減コスト

断熱対策 施工対象

各種バルブ・フランジ、配管類、熱交換器、タービン、ボイラー、その他発熱装置類

断熱ジャケットのメリット
省エネ効果

熱の放出を抑え、無駄な燃料の使用を削減します。空調を行っている環境では、空調負荷を下げ電力使用量も減らせます。

脱着が容易

断熱が施されていない箇所は、形状が複雑だったりメンテナンスが必要なことが殆どです。簡便に脱着・再使用できると板金加工方式よりもコスト低減につながります。

フレキシブルな形状

バルブ等、様々な規格品に対応したものがあります。また、特殊な形状な場所にはオーダーも可能です。

保温工事の人員省略

板金方式では、定期点検のたびに解体が必要で再使用ができず都度施工費を要します。再使用可能なジャケットであれば、施工費の削減が可能です。

断熱対策の例

蒸気配管のバルブやフランジ及び熱交換器等を保温することで、熱の損失を抑え熱源のエネルギー削減を図ります。

断熱対策のイメージ保温前
保温前

保温していない場合は多くの熱が逃げてしまい使用可能な熱量は減少。

断熱対策のイメージ保温後
保温後

保温することで熱量の減少を抑えボイラの燃料費を削減可能。

フランジ型ボールバルブを断熱化した際の削減熱量と年間削減コストを試算すると、表のようになります。

つまり、50Aのバルブ(燃料:灯油)の場合、裸のままにしておくと、ただそこにあるだけで、毎年1個につき16,200円を使いこんでいるということになります。

フランジ型ボールバルブでの削減熱量

呼径

50A

100A

相当裸管長

1.1[m]

1.3[m]

裸配管の放熱量

560[W/m]

1000[W/m]

保温管の放熱量

60[W/m]

80[W/m]

削減放熱量

2.0[MJ/h・個]

4.3[MJ/h・個]

フランジ型ボールバルブ1個当たりの年間削減コスト

都市ガス(13A)

11,500円

24,800円

灯油

16,200円

34,900円

A重油

12,200円

26,300円

※算出条件

  • 蒸気圧力:1.0[MPa]
  • ボイラー運転時間:3,500[h/年]
  • ボイラー効率:85[%]
  • 大気温度:20[℃]
  • 都市ガス料金:63[円/N㎥]
  • 灯油価格:73[円/L]
  • A重油価格:58[円/L]
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